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プア充という言葉の奥深さ

どうやら最近ではプア充という言葉があるらしい。

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最初その言葉を聞いた時に『なんて向上心のない言葉。現状満足かよ。プアのままでいいのか?』って思った。
 
 
しかし周りで上を向いてる人ほど、苦労をしている。
 
  • 年収を上げたがっているが、上がらない人
  • 年収の高い男性としか結婚したがらない30手前の女性
 
彼ら、彼女らは目標が高いだけあって今の地点をゴールだとは思っていない。だから、まだ結婚したり落ち着いたりはできないと考えているんだろう。
 
そうゆう人って意外といるんじゃないでしょうか。特に未婚の人に多く当てはまるんじゃないだろうか。もちろん自分自身も含めて。
 
 
 
プアと呼ばれている人だってプアになりたくてプアになったわけじゃない。
プアでも結婚して、子供もいて幸せそうな夫婦もたくさんいる。
日本ではプアから脱出するのは本人の努力だけではどうにもならない部分もある。プアから脱出しようとして行動したつもりが、元よりプアになる可能性も高い。
 
 
日本語には『足るを知る』という言葉もある。
現状に不満を持たないことは心豊かに生きていける。という意味らしい。
満足をするってことは決して妥協ではなく、バランスを取ることなのだ。
向上心を満たすことはもちろん大切なことだと思う。努力もできるだけした方がいい。しかしどこかの地点で時間の制約も含めて留めることも必要だ。
 
 
今の時代は他人の暮らしがSNSを通じて情報として入ってきてしまう。特にFacebookなんてリア充自慢SNS以外の何物でもなく、同世代の優雅な暮らしを見て嫉妬してしまうこともあるだろう。
しかし、他人は他人として自分に見合った満足した生活を送るのも大事だと思った。
 
あるカウンセラーに話をした時に印象に残っているのが、『誰も年収に満足していない。だいたいみんなそう言ってる。』という言葉。
 
そうなんだ。年収が平均より高い人は高いなりに、優雅な生活を送りながらも、もっと上を見てるんだろう。もっと上の人がいるから。人間の欲なんてきりがない。
 
プア充、意外といい言葉なのかもしれない。