RECREATION

ガジェット、キャッシュレス、ミニマリストに関する役立ち情報

STAP細胞のニュースを見た違和感

小保方晴子さん、おめでとうございます。連日の報道で今や時の人ですね。

本当に素晴らしい発見だと思います。そして美人なので人気が出そうですね。

 

しかし、各社の報道を見ていて何か違和感を感じていました。キーワードは「リケジョ」「割烹着」「おばあちゃん」「デート中も・・・」「ムーミン」と同じことばかり繰り返しています。デジャヴに近い感覚を覚えながら違和感が何だろうとずっと考えてました。

 

その違和感の正体がわかったのはこの記事を見てからです。


 

一晩中泣き明かした30歳若手女性研究者と書く我が国にはゴシップ新聞しかないらしい - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

イギリスの他の主要新聞でも、この発見が何なのか、どのように貢献するのかに記事のスペースが割かれ、小保方博士の年齢、性別、服装、ラボの装飾に関しては一切書かれていまん。倫理問題に触れた記事があるのも日本と違うところです。イタリア、ドイツ、フランスではイギリスほど報道されなかったので記事は少なめですが、いずれも報道の姿勢はイギリスと同じです。韓国や中国、台湾の新聞も欧州主要新聞やテレビと似た様な報道の様です。どの媒体も、写真は割烹着を着ていない小保方博士の写真、もしくは細胞の写真です。

 

まさに同感です。報道陣が文系なせいなのか、何かとにかくすごいっていう印象だけで、具体的にどうすごいのかっていう中身まで踏み込まれないですよね。
産業にどう応用可能なのか、どうゆう可能性があるのか。ゴシップ的なインパクトのあるエピソードに注目を浴びていて、インタビューはぶつ切りです。研究の中身も触れられていない。ただのアイドル的扱い。もちろん美人だし、研究の中身を知らしめた上で人気者になってほしい気持ちもあります。だからこそ報道のされ方に嫌な感じがしてしまいました。もっと中身を見た報道で、大人な報道がされる国になってほしいですね。
 
それでは。
 
【追記】
小保方さん自身からマスコミのプライバシー取材加熱に関する声明が出されてたんですね。
一社や二社ではないマスコミ全体の報道姿勢そのものが問題ってことですよね。週刊誌レベルのニュースばかりでしたから。
悲しいことです。