最近ミニマリストという言葉を聞く機会が増えましたね。
僕はミニマリストではありません。
しかし、断捨離はしていて、シンプルライフは目指しています。準ミニマリストっていったとこでしょうか。
最近ミニマリストの人と話した際に気になったこと、自分が友人と話していて気になったことがあったので、書きたいと思います。
ミニマリストが思うこと
たとえば友人が
「明日からセールなんだけど、何買えばいいか迷うんだよね」
と言ったとき。
「いいね!何か欲しいものはあるの?」
って言うのがコミュニケーションにおいてのベストアンサーでしょう。
しかし、ミニマリストは言わなくても内心
「セールだからってモノを買う必要はないんじゃない?セールに行っちゃうと無駄なもの買っちゃうよ?」
って思ってしまうんです。
ミニマリストは物への執着から離れているがために、一般的価値観を持った友人のモノへの対する軽率な気持ちを温かく受け入れることができなくなってしまうんです。
たとえば友人が
「昨日セール行ったら、この服が50%オフでさー。思わず買っちゃったよ!」
って言ったとき
「安くてお得な買い物したね。似合うじゃん!」
っていうのが今回のベストアンサーでしょう。
しかし、ミニマリストは
「安いからって結局着ないかもしれないものを、簡単に買ったら後悔するよ!」
って言いたくなってしまうはずです。言わないでしょうけど。
ミニマリストが正しい?
モノを厳選して、大事に使うことが間違ってないですし、個人の主義としては自由です。
しかし現代はモノの大量消費で成り立ってますし、買い物という行為は所有欲を満たすことでストレスを解消する一つの方法です。
「また無駄なもの買っちゃったよ」って思いながらも、繰り返してしまうのは、買うことが気持ち良いからです。
お金を使ってストレス解消をしているのであって決して何の役にも立っていないとは思いません。もったいないですけどね。
食べ物も同じですよね。食べることでストレス解消がされることが、気持ちが良いから、食べてしまう。食べることが好きなんです。
食欲をコントロールできている人と、できていない人(太った人)は、消費欲をコントロールできている人(ミニマリスト)と、消費欲にあふれた人の関係と同じですね。
そこにあるのは少しの違いです。
必要最低限以上の買い物や食事を無駄なことだと思うか、好きなことだと思うかの違いだけです。
両者の見解に差が生じるのはしょうがないです。
しかし、円滑にコミュニケーションを進めるためには本音はほどほどに、相手の気持ちをわかってあげることが重要ですね。
いちいち説教になってしまうと嫌われちゃいますよ。
買い物をしないというのは、人生の楽しみを1つ犠牲にしていて、結構つまらなくもあります。買い物に興味をなくすと流行の話題についていけなくもなりますしね。
モノへの執着がなくなることが、決して偉いことではないので。
ミニマリスト方面へ向かう人(僕も含め)が忘れてはいけないのは「謙虚である」ことですね。