はじめに
僕には運動神経がないです。皆無です。
どのくらいかと言うと
- 中学時代にやっていたソフトテニスでは同じ学年で6番手までいる中で5番手。
- 校内のマラソン大会ってだいたい、太っている人たちが最下位ですが、そのグループに次いで遅いレベル。
- スポーツテストは一番下のレベルが普通。得意な分野があるわけではなくて、全般的に低かった。
- 高校、大学は部活動にもサークルにも所属していないので、ほとんど運動してません。
- 社会人になってからも運動する習慣はなく、当時付き合ってた彼女に「モジさんって趣味ないよね。運動もしてないし。」と言われる始末。
登山を始めた
一生このまま無趣味でいいんだろうか。「老後もできる運動を」と思い、5年前から登山を始めました。
登山はメインの趣味となり今に至ります。
その後、テニスを始めて、2年前からボルダリングも始めました。
しかし土日のみの定期的な運動では食欲旺盛な分を消費できず、身長174cmに体重は68-70kgというやや太った体型のままでした。お腹にお肉はついたまま。
ある日ボルダリングジムのの店員さんに、「岩を登る前にもうちょい絞った方がいいよ。クライミングに理想的なBMIは19だよ。」と言われ、「痩せてやろうじゃないか」という気持ちが少し芽生えていました。
また登山仲間と一緒に山に登る時も、ペースが速い人たちにはついていけず、遅い僕のペースに合わせたり、途中で待ってもらっていたりしました。体力のある登山仲間に日頃何か運動をしてるか聞いたところ、「週に何回か1時間くらい走ってるよ。ゆっくりだけどね。そのくらいかな」との返事。
いやいや1時間走り続けるなんて信じられない。ましてこの運動神経がないのだから。
1㎞すら走る自信がない。
でも走ることに慣れれば、山もサクサク登れるんだろうなと思い、興味がわいてきてました。
走ってみた
どこまでできるかはさておき、「とりあえず走ってみよう」と思い、ある夜に思い立って走ってみることにしました。
家の周りでGoogle Mapで距離を測定して1㎞になるコースを設定してそこを走ることから始めました。
そこを走っている時に最初は1kmを走るのも、息が上がって歩いてしまいます。
しかし、続けるうちに1km、2kmくらいはゆっくり止まらずに走ることができるようになりました。
そこで走る楽しさが少しわかってきました。だんだん走れる距離が長くなっていく。
走り続けることってできるんだと。
その後10kmのマラソン大会に参加し、友達とリレーマラソンの大会に参加して、今回のいびがわマラソンのハーフマラソンに至ります。
走って良かったこと8つ
1.痩せた
ずっとお腹の横にぽっこりしてた脂肪君も徐々に小さくなり、今ではほとんどなくなりました。
シャツが好きなので、細身な方がシルエット的にもいい感じになります。
太っていることが走ることにとってデメリットなのと、せっかく消費したカロリーを見てると、無駄にカロリーと取ってはいかんなと思うようになります。
2.努力した結果を感じれるようになった
登山やテニスって明確に自分の実力を差し計る基準ってないんですが、マラソンにはタイムという明確な基準があります。努力すれば縮めることができる。成長を明確に感じることができる。
これって仕事でもなかなかないし、やりがいがあることです。自分の努力した成果への自信につながります。
3.どこでもできる運動習慣がついた
他のスポーツって対戦相手が必要だったり、まとまった時間や休みじゃないとできないってのがあるんですが、ランニングは平日でも朝でも夜でも一人でもできます。
他のスポーツに比べて圧倒的にハードルが低いです。
靴と着替えさえ車に積んでおけば、いつでもどこでも走ることができます。
4.ご飯が美味しくなった
運動をすればお腹がすきます。あんまり食べてしまうことで練習量が減った時に体重が増えてしまうこともあるんですが、やはりそれなりに食べているのが健康的だと思います。
空腹は最高のスパイスというようにご飯が美味しいです。走った日の翌朝はごはんとつけものが旅館で食べる朝食のように美味しいです。
5.不眠症が治った
以前は仕事上が忙しくモヤモヤしてる時や目が冴えてしまっている時は深夜3-4時まで眠れずに翌日の会社がつらかった記憶があります。
仕事での精神的な疲れだけだと不眠になることもありますが、肉体的な疲れを足してしまうと体は正直に眠りたがります。
夜30分走るだけで、絶対すぐ眠れるようになります。夜眠れないとことが全くなくなりました。
夜寝れない。って人にもランニングを奨めたいです。
6.風邪を引かなくなった
ここ2年くらい明らかに風邪をひく回数が減りました。
7.ランニング仲間が増えた
意外と周りに走っている人っているんです。
「ランニングじゃなくて他の趣味でもいいじゃん。」っていうのも最もですが、他の趣味でも共通事項さえあればいいんですが、どこでも非常にオープンにしやすいし盛り上がります。また時間を取らない点で他の趣味とも並行できるんで、趣味を一つ簡単に増やすことができます。
8.他の運動もやってみたくなった
運動って連鎖すると思うんです。僕がボルダリングや登山のためにランニングを始めたように、あるスポーツのために走っているという人もたくさんいます。他の運動経験者の人と知り合いになったり、ある他のスポーツも簡単にできることを知ったり。
あと自分に少し自信がつけば、これまで「無理無理」と断っていた他の人の誘いにも乗れるようになります。