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X-Pro2とPEN-F

またカメラ関連です。マイクロフォーサーズからXマウントに片足を突っ込んでいるMOJIです。

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この2機種何かと比較されることが多いです。

 

富士フイルムVSオリンパス

富士フイルムのフラッグシップ X-Pro2、オリンパスの人気シリーズPENの最高級機種。

どちらもレトロなデザインで、ハイスペック。価格もミラーレスの中では初登場で15万円以上と高級です。

 

レトロなデザイン大好きで、コンパクトさを求める私はオリンパス富士フイルムの機種がデザイン、コンセプトともにドストライクで、いろんな機種を見てました。

 

最近価格.comを見ているとX-Pro2が注目ランキング1位、満足度ランキング1位、高額な機種なのに売上ランキングも上位とかなり注目されています。

それに比べてPEN-Fの注目度は割とおとなしめです。

 

これは結構珍しいことです。

なぜならこれまで富士フイルムオリンパスに競合製品でセールス面で負けているからです。

しかも発売タイミングかぶってるんですよね。


オリンパスのフラッグシップOM-D E-M1の発売が2013年11月、そして富士フイルムの一眼型のフラッグシップX-T1の発売が2014年2月。この機種は当時の雑誌から比較されることの多い機種でした。

 

センサーサイズも注目度的には同程度だったとは思うんですが、マイクロフォーサーズのバランスの良さと機種、システムの完成度からOM-D E-M1の方が注目度が高かったように思います。

 

またフラッグシップの廉価版、エントリー向けのボリュームゾーンでも富士フイルムは負けていたように思います。売上ランキング上位にいるPENやOM-D E-M10に比べて、富士フイルムのX-A1やX-T10は地味でした。

 

今回のPEN-FとX-Pro2も同じようになるのかなあと予想してました。

しかし蓋を開けると、PEN-Fが割とオリンパスファンの買い替えというイメージに対して、X-Pro2はフルサイズからの移行している人も多いという印象です。

どちらも高級ミラーレス、レトロデザインに最新技術と共通しているのに。

一体どこか違うのか。

 

どこが違うのか

まだどちらも発売されたばかりなので、明暗を分けたといってしまうのは大げさですが、それでも現時点ではX-Pro2の方が圧倒的に注目浴びてます。

しかしどこが違うんでしょう。

 

スペックが見劣りする?

PEN-Fは画素数オリンパスで最大級ですし、2000万画素クラスと同等です。

しかもPEN-Fはオリンパスで2機種目のバリアングル液晶です。それに比べてX-Pro2はチルトでもバリアングルでもない固定型。

いいやそんなことはないでしょう。

ただPEN-Fは少し割高な気はしますが、それ以外の場所に差があると感じました。

それはファインダーです。

X-Pro2にはハイブリッドビューファインダーというOVFとEVFを切り替えられる機能がついています。

それって大きいんじゃないかな。

 

ファインダーの違い

OVF(光学ビューファインダー)とEVF(電子ビューファインダー)。

何が違うのか。

一眼レフは一般的にOVFが搭載されており、ミラーレスにはEVFが搭載されています。

これまたどちらがいいのか?って話になると宗教戦争になりがちですが、それぞれのメリットデメリットを挙げてみます。

OVFのメリット

  • 目が疲れない
  • タイムラグがない
  • 消費電力が小さい
  • 昔から一眼レフに搭載されている

OVFのデメリット

  • カメラ本体が大きくなる
  • 撮れた写真との差がある

EVFのメリット

  • 見たままの設定で撮れる
  • フォーカスがわかりやすい

EVFのデメリット

  • タイムラグがある
  • 目が疲れる
  • 液晶感がある

正直EVFのメリットは技術の進歩とともに改善され、将来的にはEVFに分があると思っています。

僕はミラーレス派なのでEVF支持派です。逆に一眼派の方はOVF派でしょう。長く続けている方や長く撮影する方にはバッテリーと、自然な見え方で目が疲れないというメリットは大きいでしょうし。

でも食わず嫌いというかどっちかが好きで、どっちかは嫌だって人意外と多いですよね。

 

ファインダーこそ壁じゃない?

どちらのファインダーが好きかをカメラファンに聞けば、

これこそ、一眼レフ派かとミラーレス派かわかります。

 

ファインダーこそ両者を分けている壁だと思うのです。

 

ミラーレス機の中でも高級な位置付けにある機種としては、フルサイズユーザーの軽量化を求めるが、画質には妥協しないというニーズが非常に高いものと思います。

 

そこにハイブリッドビューファインダーでOVFに慣れたユーザーを取り込みEVFの良さをアピールする。

条件に合わせたいいとこ取りができる機種。

 

これって大きいですよね。

X-Pro2がEVF専用ならまた違っていたような気がします。

 

もちろんX-Pro2の画質はこれまでのAPS-Cの機種で最高ともいえる素晴らしい画質ってのがあってこそだとは思いますが。フルサイズユーザーを納得させられるほどの。

 

富士フイルムは今年もう1台のフラッグシップX-T1に代わるX-T2が発表されるという噂がありますし、オリンパスも今年OM-D E-M1の次機種の噂があります。

現在私の心は富士フイルムの虜になりつつあるので、オリンパスにはぜひ魅力的な機種を出してほしいです。

 

 

 

OLYMPUS ミラーレス一眼 PEN-F Body SLV

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