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小池知事も絶賛の「失敗の本質」について

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小池都知事の定例会見を見てましたが、明らかにこれまでの政治の会見と違ってました。こんなに見終わった後に、すがすがしさと今後に期待感が残った政治の会見って初めてです。

これまでって問題があれば「善処したいと考えております。」「検討しております。」的な逃げ言葉ばかりで、不信感だけがつのる会見が多かったと思うんですが、小池都知事は違いました。

問題にメスを入れるだけではなく、似たような問題を繰り返さないための根本を見直そう。企業で言うコンプライアンス、内部統制を改善しようと。

きわめて説明が明確でオープンにしようとする姿勢が見えてます。

都民の人は本当に安心してるんじゃないでしょうか。

 

今後変に足を引っ張る人が現れないことを期待してます。

 

その会見の中で書籍「失敗の本質」に触れられてました。

日本風組織の欠陥を書いた「名著」であると。

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

 

日本の組織の弱さは今年になってもいろいろと現れてきてます。

三菱自動車の不祥事の後に最近さらに不祥事を重ねていたことは記憶に新しいですね。

 

みずほ銀行のプロジェクトの問題も組織の問題かと思われます。

 

是非失敗の本質はリーダーにこそ読んでほしい。

小池都知事が読んでいるということで都政改革する力強さと頼もしさを感じました。

文庫本は大変非常に長いので、エッセンスを抽出した「超入門失敗の本質」もあります。

 

 

 

「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ

「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ