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外資系企業に転職してみた感想

今年転職活動を経て、外資系企業に転職したMOJIです。

Toronto Sunset

日本企業でしか働いて来なかった僕にとっては不安もありましたが、結果的には「外資系に転職して正解だった」と思ってます。

 

外資系企業ってどんなイメージがあります?

  • 給料は良い
  • 人の入れ替わりが激しい
  • 人間関係がドライ
  • ギスギスして働きにくい
  • 英語が必要
  • すぐに首を切られる
  • 退職金がない
  • 成果主義

僕もそんなイメージでした。

 

結果的には半分正解で、半分間違いでした。

 

そもそも今の会社は海外企業の日本法人でほぼ日本人で100人以上の規模とだけお伝えしておきます。日本の大企業に近かったり、ベンチャー企業だったりすると環境は違うかもしれません。

 

給料は良い?

日本の企業と比べると報酬が高い場合が多いです。

その理由はいくつかあると思います。

そもそも規模が大きい

そもそも海外へ進出しているから母体の企業が大規模であることが理由の一つとしてあると思います。

日本国内の法人が数百人規模であれば、本国は数千人います。

なので、日本法人としては中小企業でも、世界的に見れば大企業に分類されます。

なので、同規模の日本の企業と比べても待遇は良いです。

 

労働条件を重視している

 日本企業って雇用側と労働者の関係が、明らかに上下関係があり、企業は労働者にやる気というか忠誠心を求める傾向にあります。

行き過ぎるとブラック化したりしますね・・・。

 

外資系では労働契約による対等な関係というイメージです。

忠誠は求めずに、パフォーマンスと成果を求めてます。

労働者のパフォーマンスの障害となるものがあれば、雇用者は排除しようとしてくれます。

そのため、良い人を雇うためであれば、お金は出す傾向にあります。

日本企業より知名度が低い分、余計に引き留めるためにお金を出します。

 

給与面はまずどの外資系でも高いんじゃないでしょうか。

 

人の入れ替わりが激しい?

これも合ってます。

まだ勤務して半年ですが、人の入れ替わりは明らかに同規模の日本企業と比べて激しいです。

 

しかし、そんなにネガティブではありません。

良い待遇を求めて転職することは悪いことではない

転職についてどんなイメージを持たれてますか?

日本企業の面接に行くと、「なぜ転職を考えたのか?」「今の企業では解決できなかったのか?」「長続きしないんじゃないか?」というネガティブなイメージを持たれますよね。

あたかも「転職=裏切り、気まぐれ、忍耐力がない」みたいなイメージです。

 

しかし、外資系では良い待遇のために転職することは裏切りでもなんでもなく当然のことです。

 

働きたいように働く場所を変えることは何も悪いことではないですからね。

 

外資系であれば、「仕事の専門性」に加えて「英語能力」「グローバルな調整力」が自然と鍛えらえるので、転職市場でより上の待遇を目指そうとする人には向いてます。

 

そういった考え方の人を雇うので、自然と人の出入りも激しいんだと思います。

 

かといって、バリバリ仕事ができるわけではない僕のような人にとってもチャンスがあります。というかありました。

 

ある程度以上の外資系企業であれば「人種、性別、年齢」によって差別しません。

能力がある人をそのポストに採用します。

なので、転職を考えている人にとってもチャンスです。その「仕事の専門性」と「ぼちぼちの英語能力」があれば採用される可能性はあります。

 

 

すぐ解雇される?

これはノーです。

 

日本国内にある日本の法人であれば、日本の法律に守られてるので、理不尽な解雇はできません。

 

営業のような実力主義な職は特に人の移動が激しいですが、働きやすい環境を求めての移動なだけであって、一方的に解雇されるということはありません。

 

営業以外であれば、そこまで人の出入りは激しくないです。

 

ただし、事業部ごとなくなるリスク、日本から撤退されるリスクは国内企業と比べれば高いでしょう。

 

成果主義?ギスギスしている?

外資系といえば、成果主義。

そんなイメージありますよね。

実力のある人しか生き残れない。そんなイメージでした。

 

成果主義といえば、成果主義かもしれません。

営業職はインセンティブがとても激しいです。

 

それ以外の職でもパフォーマンスの改善は常に求められます。

 

でもデメリットではないです。

 

それは「成果を出すことに集中できるから」です。

 

日本企業のような悪しき習慣

  • 朝礼でのスピーチ
  • 会社方針の唱和
  • 全員での掃除
  • 雑用は新人の業務

 

それって「仕事の成果に関係なくない?」って前々から思ってたことは、今の外資系の企業でやらされたことはありません。

 

おそらく新卒一括採用で、文化を教えて引き継がせる文化と違って、人の出入りが激しいことが、逆に「これって意味ある?」「効率悪くない?」って業務を無くしてきたんだと思います。

 

掃除とか雑用を正社員にやらせるって「時給の概念がない」ってことですからね。

 

人間関係がドライ

これも本当です。

ビジネスライクです。

でも冷たいわけではなくて、程良い距離でフレンドリーです。

 

ハラスメントにとても敏感なので、上司が部下に対して変に執着することもないです。

 

ビジネスパーソンとしての関係を求められます。なので、1からは世話してくれるわけではないです。

ある程度自己で成長することは求められます。

 

退職金がない

僕の会社ではあります。

前の日本企業よりは多いです。

日本法人化した時にある程度日本企業の伝統に合わせているんじゃないでしょうか。

 

もし退職金がない会社があれば、さらに報酬は良いんじゃないでしょうか?

 

まとめ

何を言いたいかというと、僕も転職活動する上で、外資系に転職しようとは思ってなかったし、積極的な選択肢には入れてなかったんですが、よりホワイトな環境を求めて転職するならアリだと思います。

日本企業だと転職の面接で「有給休暇は取れますか?」「昇給はいくらですか?」とか休みとお金について聞くと「いやらしい」イメージがあるかもしれません。

 

でも労働条件としては当たり前のことですよね。

 

当たり前のことを当たり前に聞けることって大事じゃないですか?

 

外資系企業では全く失礼に当たらないので、転職してからのミスマッチも防げるんじゃないでしょうか?

 

選択肢の一つにするのもアリだと思います。

 

ただ営業職だけはパフォーマンスかなり求められるので気を付けてください。