9月1日に防災の日を迎えましたが、来週にまた大型台風21号が迫ってきてますね。
最近だと7月の豪雨の被害が記憶に新しいです。
あれから改めて災害に備えて何を準備すべきだろうってことを考えるようになりました。
ミニマリストを目指す上でこれまで防災グッズもいくつか断捨離しちゃいました。
ミニマリストとしては「不要なモノは持ちたくない」というのがあります。
でも、それ以上にミニマリストだったせいで死にたくはないです。
災害を乗り切るために、何が必要か改めて考えてみました。
災害用グッズの目的って?
通販サイトで売っている一般的な防災リュックの中身を見てみました。
・手回し充電ラジオ
・懐中電灯
・水
・保存食
・ウォータータンク
・エアーマット
・非常用トイレ
・レインコート
・マスク
・歯ブラシ
・ポンチョ
・洗濯セット
・アルミブランケット
主に避難所生活に役立つものが多いですね。
即座に「身の安全を確保する」というよりは「避難所生活やインフラが止まった時の生活を快適にする」という要素が強そうです。
そう考えると防災グッズは災害に向けて心の平穏を保つためには有効かもしれません。
しかし、ミニマリストとしては実用性を求めたいです。
そもそも災害が起きてから荷造りだと遅い?
何の災害を想定していますか?地震、水害?
悠長なことを言っているのではなく、最優先事項が「快適な避難所生活」を送ることになるときってどんな時でしょう。
パターン1.大地震
家が崩れるほどの地震であれば防災リュックすら持ち出そうとする暇はないでしょう。
何よりも身の安全が第一です。
避難所生活を想定した防災グッズよりも、今身を守るためのヘルメットくらいですね。
パターン2.中程度の地震
家が崩れてない地震であればリュックに詰め込む10分の猶予はあるでしょう。
避難所へ行く必要がある時点で、家が壊れている、火災の恐れがある、またはインフラが止まっている。浸水しているということでしょう。
パターン3.水害
水害であればニュースを見ながら、リュックを詰め込む余裕はあります。
となると、あらかじめ漠然とした災害に備えた災害セットを用意しておくよりも、災害の際に「10分で用意できる防災グッズリスト」を準備しておく方が実用的です。
なので僕の災害用グッズのポリシーとしては、
・既に詰め込んだ防災用リュックは必要ない。
・災害専用のグッズも持たない。
・防災時にリュックに詰め込むものリストは持っておく(ネットがオフラインでも見れる環境で)
防災グッズの見直し
本当に必要なのか?と思えるものもあります。
あと防災リュックを作ってしまうと、食べ物の賞味期限などのメンテナンスが必要ですからね。
手回しLED充電ラジオは持たなくてもいいんじゃないでしょうか?
ライトは夜であれば必要でしょう。でもスマホで代替できます。
手回しでスマホを満タンに充電できるだけの充電量を得ようと思って体力消耗したくはありません。
ラジオって山の中で一人きりで遭難したなら欲しいですが、家や職場で被災した場合、人が回りにいるし、ラジオってそれほど必要な情報源だとは思えません。
あと全ての車にラジオはありますからね。
ミニマリスト的防災用品リスト作ってみた
- スマホ
- モバイルバッテリー(ACアダプタ内臓)
- スマホ充電用ケーブル
- コンセントタップ
- 水 2Lのペットボトルを最低1本は準備しておく。
- 食べ物 その時キッチンにあるもの
- 服 レインウェア
- 傘 その時考える
- タオル
- 防寒具 その時考える
- テント、シュラフ、マット
- ガスバーナー
まとめ
ミニマリストは災害への備えが弱いって言われてますが、そんなことないと思います。
家具が少ないことで下敷きになるリスクは低いですし、家電などが少ないことで、浸水したとしても被害も少ないでしょう。
何よりモノが少ないことで、探し物に時間がかからないので、急いで防災用品をかき集めることはミニマリストの得意分野だと思います。
またミニマリストの普段やってることが、防災対策ですよね。
使っていない銀行口座の断捨離して貴重品の量を減らすこと。
通帳レスの銀行口座に切り替えること
パソコンのデータをできるだけ容量を減らしておくこと。バックアップをとっておくことは災害時にも役に立ちます。
災害時に備えて、災害時にすぐにはできないことこそやっておくべきですね。