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ドバイのスマホ事情

この夏にドバイの街中で見かけた人のスマホ使用状況、電化製品のお店を回った感想を書きたいと思います。

ちなみに電車の中でみんなスマホをいじっている光景というのはドバイでも見られて、日本独特のものではなかったんだと安心しました。

ドバイではアラブの民族衣装を着ている方が電車の中や街中に多いんですが、そうゆう方達もスマホをいじっていたのは、なんかミスマッチな光景でした。


SIMフリーの国


日本ではスマホの機種代金は通信料金と合わせて分割して払う形態であり、キャリアから購入するという形がメインなので、トータルの機種代金は一般の人はあまり意識していないように思います。

ドバイではSIMフリーなので、家電量販店では機種代金のみがシンプルに表示されています。
複数の家電量販店を回りましたが、値段にあまり違いはなく、

iPhone5が7万(16GB)~9万(64GB)  Androidの安い機種が2万半ば~9万

程度でした。

Androidの安い機種というのは明らかに液晶画面が小さく、解像度が荒く、動作も鈍いといったものでした。
日本では全く見ない性能のものであり、余りの安っぽさに驚きました。

日本で売られているスマホがいかにハイエンドの物ばかりかということが理解できました。


iPhoneも日本では最も安い機種のうちの一つなので、iPhoneの廉価版の必要性がピンときていませんでしたが、今回iPhoneの値段の高さを実感し、世界的な戦略としては廉価版も必要かもしれないという認識に変わりました。

 



SAMSUNGの圧倒的支配


どこの家電量販店を見ても「Galaxy S4」の広告がデカデカと載っていました。
また道行く人、電車内でスマホをいじっている人の機種を見ても、SAMSUNGが圧倒的に多かったです。

日本では個人的体感のシェアとしては

Apple:50% SONY:15% SAMSUNG:10% FUJITSU:10% その他:15%

というイメージですが、

ドバイでは

SAMSUNG:50% Apple:20% Blackberry:15% その他:15%

というあれ?世界のSONYじゃなかったの?っていう状況でした。
SIMフリーがメインなので、液晶画面の上面にメーカー名の記載があるので、機種は見間違えてはいません。おそらく実情と大きくは異ならないと思います。

日本が圧倒的にApple支配なので、海外でもそうだろうと思っていたのですが、印象と異なりました。

また日本ではGalaxy S4しか売られていないので、機種のラインナップの多さを全く知らなかったのですが、ドバイではGalaxy S4 activeやスマホの裏がカメラになっているGalaxy S4 Zoom、小型のGalaxy S3 miniもありました。
またお手頃な価格帯の製品としてGalaxy Duoという製品もありました。

だいたい価格としては4万半ば(Duo)~9万(S4)でしょうか。
家電量販店に置いてあるラインナップも非常に多く、10機種近く置いてあるお店もありました。

なるほど、これが世界シェアNo.1となったSAMSUNGの実力かと思い知りました。

日本ではそれほど人気がないので意外でした。

 


生き残っているBlackberry


日本ではほとんど見かけることのなくなったBlackberryですが、ドバイでは割と見かけることが多かったです。
広告量としてはSAMSUNGのGalaxy S4に次いで多く、Blackberry Q5という機種がドバイで見た3つのモール全ての中でデカデカと広告が出ていました。

スマートフォンの世界市場でAndroidのシェアは80%―iOSとBlackBerryは減少(IDC調べ)

上記記事にあるようにBlackberryの2013年の世界シェアは2.9%だそうですから、ドバイが特殊な例かもしれません。


長くなったので続きはまた書きます。

それでは。