EvernoteからUpNoteに移行して1か月が経ちました。
実際に使って感じるメリットとデメリット。
あとはどちらともいえない点を注意点として記載しました。
メリット
メリット1 動作が軽快
まずなんといっても動作が軽快なこと。これに尽きると言っても過言ではないです。
起動時、検索時、ノート間リンクでの移動時など、常に軽快なのでめちゃめちゃストレスフリーです。
これがUpNoteの一番の魅力だと思います。
この軽さであれば、ノートのリンクを張り巡らす価値を感じます。
私はサブで古いAndroidスマホを持っているのですが、古いスマホでも快適に動きます。(Evernoteは結構厳しかった・・・)
メリット2 価格が良心的
月額課金で100円、買い切りなら3500円(iOS)です。
Evernote 4か月分で一生使えてしまいます。
無料版だとノート数が50個までなので無料での長期利用は厳しいですが、お試しで課金しやすいです。私は買い切りで購入しました。
この価格でサービスが運営できるのかを心配してしまいますが、公式ページでは買い切りプランをそのうち打ち切る可能性があることを示唆しています。
実際に買い切りの価格はここ数年で値上がり(2-3年で倍くらい)しているので、価格調整をしているようです。
運営に支障が出れば、月額課金額の値上げやライフタイムプランの打ち切りという手段があり、今が安すぎるので値上げしても適正価格だと思うため、心配していません。
メリット3 ノートブックの非表示化、並べ替え
Evernoteと同じでサイドバーでノートブックを取り扱うのですが、ノートブックを非表示化できます。
なので、普段使わないアーカイブ的な位置づけのノートブックは非表示にしておけます。
あと階層化も何層にもできるので、使わないものは奥にしまっておくこともできます。
注意点
メリットでもあり、デメリットでもある点を注意点としました。
注意点1 添付ファイルは最大20MB
大きな容量を添付できないという点があります。ただ大容量のファイルをアップする人がいるとサービスのコストが上がると思うので、長期でサービスが続いてほしいと願う身からは反対ではありまえん。
あと容量がい大きいとついつい添付してしまいますからね。
あと動画は20MB以下でもスマホからの添付はできずPCからのみ添付可能です。
注意点2 画像は圧縮される
Evernoteでは画像ファイルは元の画質が保持されましたが、UpNoteではGoogleフォトのようにリサイズされるようです。
3MBくらいの画像ファイルが500KBくらいになるイメージです。
ただスマホで閲覧するには全く問題のないレベルです。
個人的にはむしろアリかと思ってます。
Evernoteからエクスポートするときに、画像ファイルのせいで、ノートのサイズが非常に大きくなってしまってたからです。
画像の保管庫として使うにはデメリットですが、ただの確認用画像として使う分には、軽量化されるのでメリットともいえます。
デメリット
デメリット1 タグの階層化ができない
これはいつか解消されることを期待してますが、現時点ではタグの階層化ができません。
現在サイドバーにタグを一覧で表示すると全てが表示されてしまい、ものすごく見にくいです。
個別に非表示にすることはできるので、重要なタグだけを表示させるということは可能です。
個人的にはタグは多用したいのと、すでに使っているタグが多いため、少し不便ではあります。
デメリット2 画像、PDF内の文字のOCR検索機能がない
これはEvernoteの検索機能が優秀だったことからも大きいデメリットです。
UpNoteではPDFの文献やレシート等の画像内の文字を検索することはできません。
仕方がないので、私は記録として保存しておきたいPDFや画像はDropbox、レシート等の雑多なものはGoogle Keepに保存することで、対応することにしました。
DropboxやGoogle Keepは画像内文字検索が可能です。
Evernoteのようにすべてを1か所にまとめるという用途にはまだ難しいと思います。
まとめ
過去にEvernoteからNotionやObsidianへ移行を検討したものの、出戻った経緯があるので、やや心配でしたがUpNoteにかなり満足しています。
特に「動作が軽快なこと」が大きいです。
テキストと画像がメインのノートを管理するには十分だと感じます。
Evernoteに劣る機能もありますが、他アプリとの使い分けと工夫で何とかできる部分もあります。
これまではできるだけ一か所に置くという方針でしたが、今回をきっかけに得意なことを得意なアプリにやらせたほうが快適だなと考えが変わり始めました。
UpNoteはノートアプリとしては必要十分な機能で、価格が抑えられていることで、不要なものにお金を払ってる感がないことは、満足感があります。
気になった方はぜひ。