Evernoteは最高のアプリでした
Evernoteは文字通り「すべてを記憶できるメモアプリ」として、これまで愛用してきました。
単なるメモアプリではなく、ペーパーレス化、書類の断捨離にも大活躍のアプリです。
しかし、2016年6月のサービス内容の変更により、無料ではアクセスできる端末が2台までという制限ができてしまいました。
いつでもどこからでも使えるというのが制限されてしまうのは痛いです。
Web版を使用すれば、端末数制限の対象外なのですが、アプリと比べるとやはり不便です。
従来通り3台以上の端末でEvernoteを使用するためには、以下の有料版を契約する必要があるんですが・・・
■Evernote Plus
¥3,100/年 1GB/月 端末数無制限
■Evernote Premium
¥5,200/年 10GB/月 端末数無制限
うーん。どっちも高い!
以前より、値上がりしてますしね。
アップロードするのはテキストがメインなため、アップロード容量はさほど必要ではないんですよね。
なので、端末数無制限のために課金するというのが少し引っかかります。
これまで無料だったからなおさらです。
有料版必須となるときつい。
これまでは別に無料でもよかったのに、プレミアム版の機能が使ってみたくて、プレミアム版にしてたんです。
でもプレミアム版必須だって言われると、嫌になってしまうのは天邪鬼でしょうか。
何もEvernoteにこだわる必要はないんじゃないかと思い、移行を検討することにしました。
移行先はMicrosoft OneNote?
最も有力は代替候補としては、Microsoft OneNoteでしょうか。
Apple純正のメモアプリも徐々に進化しているようですが、Windows PCでの使いにくさを考えると、候補としてはいまいちでしょうか。
最優先の項目は、Windows PC、iPhone、iPadで使えることなので、台数無制限だけは譲れません。
となると、OneNoteは無料で使用できることが魅力的です。
しかし、容量がOneDriveと兼用なので、無料ユーザーであれば5GBという制限があります。
Evernote無料版だと端末数2台がネック、OneNote無料版だと最大保存容量5GBがネックです。
どっちがいいんだろう。僕みたいにテキストメインの使い方だとOneNoteの方が合ってるんじゃなかろうかという考えも浮かびました。
そこで、実際にOneNote使ってみることにしました。
EvernoteからOneNoteへの移行は専用のツールを使うと非常に楽でした。
Windows PCからそのまま移行できます。
比較しながら使ってみた感想
作っている会社が違うので、使い勝手も違うのかと思ってましたが、予想に反して基本的には同じように使えます。
Evernoteの階層は、OneNoteでも「ノートブック>セクション>ページ」として存在します。
ただ一部異なる点を感じました。
ざっくりいうとEvernoteはとりあえず書いておいて、あとから整理できますが、OneNoteは最初にある程度整理をしておく必要がありそうです。
■Evernoteが優れている点
- タグでの管理ができる
- 整理しなくてもいい
- スマホアプリでの動作が快適
■OneNoteが優れている点
- 無料で端末台数無制限な点
- シンプルで使いやすい
- PCアプリでのレイアウトが見やすい
Evernoteの方が多機能なイメージですが、OneNoteも悪くないなって印象です。
今回はOneNoteにまだ慣れていないため、あと1年Evernote Plusでの課金を行い、完全移行はしばらく様子を見たいと思います。
文章作成はOneNoteがしやすそうなので、ブログの下書きのみOneNoteで作成し、
そのほかのメモ、記録、ライフログはEvernoteにしたいと思います。
何気にこれがベストなのかもしれませんけどね。
Evernoteの検索では、キーワード検索で、目的のメモよりも先にブログ記事が検索結果に大量に出てくるということもあったので。