友人から「妖精がスーパーの鮮魚コーナーで売られている」という噂を聞き、慌てて近所のスーパーに行ってきました。
そのスーパーは私がよく利用しているお店で、これまでは妖精なんて見たことがなかったため、まさかそんなことあるわけがないと思っていました。
しかし、スーパーに到着し、鮮魚コーナーを見渡すと…
いるじゃありませんか。
流氷の妖精ことクリオネが。
三匹で1980円。
一匹あたり660円ですよ!
マジックで雑に書かれているあたりが、なんとも言えません。
まぎれもない妖精の瓶詰です。
(ゼルダの伝説を思い彷彿とさせます)
瓶詰めされていたとしても、妖精は妖精です。
泳ぐ姿はとても可愛らしく、両ひれをパタパタさせて元気に泳いでいる姿には大変癒されました。
この地域にクリオネの踊り食いという文化はなさそうなので、主にペットというか鑑賞用だとは思いますが、なぜスーパーの鮮魚コーナーという場で売られる経緯になったのか謎です。
知り合いから、クリオネをペットショップで買うと、一匹あたり3000円くらいすると聞いたので、かなり相場的にはお得なようです。
しかし、翌日に訪ねてもまだ売れ残ってました。
そして妖精の一匹が底に沈んでいたのです。
泣きました。
店員さん、ちゃんと埋葬してあげてくださいよ!