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Evernoteプレミアムの無制限化は何を変えるだろう

突然のお知らせ

昨日Evernoteのアップロード画面を見て驚きました。
 
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なんとEvernoteプレミアムの月間アップロード容量ですが、これまで月4GBと制限がありましたが、なんとその制限がなくなっちゃいます!
 
これは革命的ですよ。
 

 米Evernoteは29日(現地時間)、新プラン「Evernote プラス」の提供を開始した。無料の「Evernote ベーシック」、有料の「Evernote プレミアム」の間に位置するプランとなる。

 月額240円または年額2,000円で利用でき、月間アップロード容量は1GBになるほか、同プレミアムプランのみでの提供だった「オフラインノート」、「モバイルでのパスコードロック」、「メール送信によるノート作成」を利用できる。

 これにより、同プレミアムプランの月間アップロード容量は無制限になったほか、ノート1つあたりのサイズ上限を200MBに引き上げる。価格は据え置きで、月額450円または年間4,000円。

価格設定が絶妙ですね。
 
 
まとめると
   価格   :月450円  (年4000円)
   アップロード容量:無制限
   1ファイルあたりサイズ上限:200MB
   プレミアム機能   
     ノートをオフラインで使用         Office 文書や各種ファイルの中まで検索    
     ノートをプレゼン資料に即変換       名刺をスキャンしてデジタル化
     モバイル版アプリにロックを追加      自分のノートに関連深いコンテンツを表示   
     添付の PDF ファイルに注釈を追加
   
 
   価格:月240円  (年2000円)
   アップロード容量:1GB/月
   プラスで使用可能な機能
     ノートをオフラインで使用        スマホとパソコンにデータを同期
     モバイル版アプリにロックを追加
 
の2プランに分かれるようですね。
 
選択肢を増やすことは、これまで課金していたけど高いと思っていたユーザーにとっても課金を考えていたユーザーにとっても、メリットがあります。
より適切な価格設定で新規のユーザー獲得もできるんじゃないでしょうか。
 
多くの人がよりサービスと価格に納得できる。
まさに最適解でしょう。
 
しかし、現在のプレミアム契約者がプラスへ移行してしまい、プラスの契約者が増えなければEvernoteは赤字になるというリスクを抱えています。
チャレンジしたことは素晴らしいと思われます。
 
 
きっと新しく課金するユーザーもいることでしょう。(私は現在もこれからもプレミアム契約を続けます。)
 
 

無制限化の影響

容量が無制限となったことで、これまで月4GBという制約がなくなり、より大容量のファイル、たとえば写真などの保管としても、他のクラウドストレージ(Dropbox,One drive,Google drive等)とも競合してくるかもしれません。
 
しかし、写真のアルバムとしての閲覧機能は他のクラウドストレージより劣っていますからね。なんとももどかしいところです。
容量無制限となると、写真のアップロード先としてもなんとか検討していきたいところです。
 
あとはEvernoteはアップロードしたノートに関しては、プレミアム契約解除後も閲覧可能ということになっていましたが、それはまだ継続するんでしょうかね?
 
それだとこれまで100GBのファイルをアップロードしたいユーザーは25ヶ月間でアップロードしないといけなかったのが、1ヶ月だけの契約だけで100GBアップロードして、すぐ解除した場合、Evernoteは契約料金を24ヶ月分損したことになっちゃいます。
 
だからこれからのプレミアム契約ユーザーはとんでもなくお得感ありますよね。
 
ヘビーユーザーは無制限化をいいことに、とんでもなく大容量のファイルをアップロードしまくるんじゃないでしょうか。
 

感想まとめ

本当に嬉しいです。なんせEvernoteは検索のしやすさは他のサービスを上回っていますから。
 
他のサービスにも影響を与えて競争が活発化するかもしれません。
 
ワクワクしますね。
 
しかし、Evernoteさんの体力が心配です。もうちょっと段階的にしてもよかったんじゃないのかな?大丈夫ですかね?