オデッセイ観てきました。
安心してください。ネタバレはありませんよ。
オデッセイの原作は「火星の人」という小説なんですが、わたくし去年の夏に知り合いから勧められて原作読んでたんです。
原作を先に読んで、映画を見た時によくありがちなのが、
「エピソードカットされすぎ」
「キャラ変わってる」
「原作のがよかった」
とかいうレビューですが、全然そんなことはなくて楽しめました。
原作と比べると映画ではエピソードは確かにだいぶカットされてました。
しかし、2時間強という映画の枠に収めるためには、エピソードのカットは仕方ないことですよね。
最近の日本映画のように安易に前後編に分けるよりははるかにましです。
この原作の魅力は何より、主人公のほのぼの感と前向きさです。
火星に一人取り残されたのに、絶望して後ろ向きになることなく、サバイバルと時間を楽しんでいる余裕さえあります。
緊迫してるのに、淡々と前向きな思考で困難に立ち向かうその姿勢。
少しのんびりともとれるくらいの緊迫感のなさが好きでした。
最後の日まであがこうっていうそのポジティブさ。
それが見事に映画に表現されてました。
あと原作を読んでて、正直イメージがしずらかった用語も山ほどあったんですが、映画でビジュアルで見て、「ハブってこれのことか!」って思いました。
もしこれから原作も読んでみたいって人は映画の予告編を見てからがおすすめです。
いやー。いい映画でした。
いまんとこ今年1番です。