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還元率の良いポイントカードって本当にお得?

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NTTドコモが始めたdポイント。黄色い鳥が出てるCMをよく見かけます。

 

CMの中でも言っているのが、

ローソンで使うと3%還元!

ドコモの携帯料金支払いに使うと10%還元!



「dポイントって還元率高いじゃん!」
「後発だけあって、なんてお得なんだ!」
って正直思っちゃいました。

 


いかにもお得な雰囲気があります。

そりゃあドコモを使っていたり、ローソンを利用する人はdポイントのポイントカードを持ってないよりは、ポイント分還元されるので、ポイントカードを使うと確実にお得です。

 

しかし、ポイント還元率の良いところほど、使うとお得なのか?

 

という疑問が湧いてきます。

先ほどの例で言えば
還元率10%のドコモユーザーで月1万円使っていれば、1000円分還元されるわけです。

還元率3%のローソンでも100円のジュースを買えば3ポイント還元されてお得です。

 

しかし、格安SIMで月々5000円だったり、スーパーで同じジュースを80円で買った方が得ですよね?

ポイント還元率を上回るだけに安いです。

 

それになぜポイントの還元率が高いかということを考えれば答えは明確です。

 

きっと素晴らしい企業なので、顧客に利益還元したいから?

いやいや、じゃあ元から安くしろって話です。

 

つまりは、利益率が高いってことですよね。

ポイントカードの還元率が高いということは、全体のユーザーに還元しようというのではなく、特定ユーザーにだけ還元したいっていうことです。

 

つまりポイント還元率って意味ないんですよね。

 

ポイント還元率含めて、一番安いところを選択すればいいだけの話。

 

「絶対に必要な出費で、そのお店でしか使えない」っていう前提があって初めてポイント還元率によってお得さが決まってきます。

 

また、ポイントがたまるお得感が誘うのが「ついで買い」です。

 

ポイントが貯まるからって、もともと買う予定のものよりも余分に買い物したら、意味がないわけです。

 

しかし、お得感があるとついつい財布の紐はゆるんじゃいます。

 

一定額以上で送料無料って言われるとついつい、一定額までもう一品買っちゃうように。

 

特定商品はポイント5倍って言われるとなんかお得な気がしてついつい買ってしまいます。

 

ポイントカードの狙いとして、
・企業側は消費者の囲い込み

・ポイントのお得感による追加出費

があってこその利益還元ですからね。
とても理にかなってます。  

 

お得な生活をしたいなら、
・企業側の囲い込みの呪縛から逃れて自由にお店を選ぶ
・ついで買いをなくす
ということを満たしてから、そのお店でポイントカードを使って買い物をすればいいですね。