転職活動を2回経験したMOJIです。
今はリーマンショック以降最も景気が良いと言われているほど転職市場は良い状況です。
その中で転職活動を考えている方に伝えたいことがあるので、まとめてみました。
1.絶対に会社を辞めてからやらないこと
「有休が取りにくい環境で、平日に休みがとりづらいから無理」
「平日残業が多くて、転職活動をする余裕がない」
ほんとよくわかります。
転職活動を考えている以上、職場環境になんらかの不満、ブラック的要素はあるんでしょう。
だからこそです。
慎重に「今の会社より良い会社かどうか」を見極める必要があります。
辞めてしまって「とにかく就職しなければ」という焦った気持ちにならないように、思ったより転職活動がうまくいかずに、「前の会社辞めるんじゃなかった」という後悔をしないように。
転職活動をする中で見えてくる「今の会社の良いところ」だってあります。
もし結婚中に不倫相手を探すことは、見つかると慰謝料取られますし、不貞行為ですが、会社に就業しながら、別の会社を探すことは別に違法行為でも不貞行為でもありません。
じっくり会社を見極めるために絶対辞めずに活動しましょう。
2.とにかく早く始めること
あなたが25歳ならまだ少し考えてもいいかもしれません。
30代に迫っている、30歳を超えている場合、後に伸ばせば伸ばすだけ転職市場での価値は下がる傾向にあります。
30歳を超えていてもキャリアアップは可能ですが、求められるハードルが上がります。
キャリアチェンジを考えているなら必ず30歳前に終わらせましょう。
僕も30歳前に行った転職活動と、今回行った転職活動では、別業界の企業の書類選考の通過率が恐ろしいほど違います。
同業界はまだ可能性がありますが。
30歳を超えると、ポテンシャルでの期待値が下がっているのを痛いほど感じました。
3.書類、面接で落ちてもめげないこと
就職活動と違って、大量に落ちる人がいるわけではないです。
しかし、会社は星の数ほどあるので、必ず良い会社に巡り合えます。
めげずに頑張りましょう。
4.東京(都会)に本社がある会社を選ぶこと
東京に本社がある会社、田舎に本社がある会社で何が大きく違うかというと、「給与」「労働条件」です。
そりゃ逆転している場合もあります。
しかし、90%は東京に本社がある会社が良いです。(規模的、将来展望的にも)
東京の給与基準で、働きやすさを考えた職場で働きたいなら、東京に本社がある会社が良いです。
5.大企業の子会社は避けておくこと
大企業の名前を背負った会社、良くあります。
大企業の名前がついているので、大企業と一緒に募集がかけられている場合もあります。
そしてイメージもなんとなく良いですよね。
予想通り、親会社の目がある以上、総じてブラックではない可能性は高いです。
しかし、給与面では確実に親会社との格差が大きいです。(それが子会社としての存在意義なので、埋まることはありません。)
6.実評判をしっかり見抜くこと
カイシャの評判やVorkers、転職会議といった転職情報サイトがあります。
応募する会社の場合、必ずチェックしましょう。
しかし、すべてを真に受けてはいけません。
カイシャの評判などで多いのが、営業系の社員が辞めたときに書いているコメントです。(営業系の社員は出入りが激しいので、多いです。)
しかし、営業系は総じてストレスの多い職場ですので、あまり真に受けると、本社勤務や内勤で会ったりする場合とは全然違う評判だったりします。
営業系で辞めた人が書いているというバイアスも理解しておく必要があります。
営業でも満足している人は書き込んでいないんです。総じて実際より給料も安いでしょうし、人間関係もうまくいってなかったんでしょう。
7.絶対に派遣会社にしないこと
転職活動サイトで募集が多いのが派遣会社。
嫌でも目につきます。
そして見てみると「意外と待遇良くない?」ってことです。
しかし、そこに書いてある 30歳年収700万 という待遇がいかにありえないかは、前述の転職クチコミサイトを見るとわかります。
そんな待遇の人もいるんでしょうけど、ごく一部です。
騙されないようにしましょう。
8.エージェント系のサービスも利用すること
転職活動をする場合、ハローワークもありますが、総じて待遇がよくありません。
そのため、多くの方が転職サイト(DODA、リクナビNEXT、エン転職)等を利用されると思います。
しかし、そこに公開されているのは公開求人です。
採用活動ってたくさんの応募があると書類選考、面接なりと現役社員の時間を奪うので大変なコストがかかります。
コストを抑えて効率を上げるために非公開求人も多くあります。
・リクルートエージェント
・マイナビエージェント
・JACリクルートメント
といったエージェント系のサービスをすると求める条件に合致していて、合格する可能性のある求人を中心に紹介してもらえるので、転職活動を効率的に勧められます。
模擬面接や応募書類の添削なども無料でやってくれますので、転職サイトをメインでやるという人も一つは登録しておいて損はないと思います。
9.今の年収をしっかり把握しておくこと
転職活動をしているけど、今の給料ってどうだっけ?
って思う人、今すぐ源泉徴収票を見て、年収を確認しましょう。
今の待遇との比較をしないといけません。
また社宅が格安で天引きという場合はもし通常の家賃を支払っていたとしたら、いくらになるのか補正をしましょう。
(給与25万円で、社宅の家賃が1万円天引きという場合、給与を25万円としてカウントすると、実際の環境と違ってしまうので、24万円+周辺の家賃として補正しましょう。)
10.今の会社や別のシミュレーションもしておくこと
必ず転職活動がうまくいくとは限りません。
転職活動で自分の希望がかなえられない場合、自分は今の会社でやっていくのか、それとも別の道を選ぶのか。
選択肢は無限大なので、自分で考えておきましょう。
まとめ
最近活動を終えたばかりということと、転職において失敗もしている分、かなり生々しいアドバイスになったんじゃないかと思います。
何かあればほんと相談も受けますので、是非転職活動中の方はがんばってください。