RECREATION

ガジェット、キャッシュレス、ミニマリストに関する役立ち情報

転職で年収150万ダウンから150万円アップまで経験した僕が転職について語る

転職しました

実は僕、今年の春転職して、だいぶ職場の環境が変わりました。

work

実際に今回の転職はこれまでの中では一番成功と言えます。
 
今のところ後悔は全くありません。むしろ前回の職場よりも、ストレスが減り、勤務時間が短くなり、年収がアップするというメリットの方が多い転職となりました。
 
これまでの転職について学んだことについて共有する前に僕の職歴についてある程度語ろうと思います。
 
僕そこそこの大学を出ました。
一流とまでは行かなくても、知名度はそこそこ高いレベル。
 
しかし、新卒カードを使うのを失敗。既卒で就職できてない状態でした。
 
とりあえず就職しないといけないと思い、卒業後にようやく就職が決まりました。
 
 

1社目 給料不満ないけど、仕事に不満。

専門分野の50人程度の中小企業の商社に勤務。
 
商社というだけあって給料は良いです。
年収は23歳で360万→30歳前で550万まで増加しました。
定期昇給で年に最低月8000円上がっていたので、給料的には悪くなかったと思います。
 
残業はゼロでしたが、社内の飲み会が多く平日の夜も拘束時間は結構長かったです。
 
職場全体の雰囲気は良いが、直属の上司に全く気に入られてなかったのは少しつらかったです。
 
自分の性格が営業向きではないということ、研究や開発をしてみたいという気持ちが心の中にあり、営業で一生終えるのは嫌だと思い転職を決意。
 
半年ほどの転職活動の結果、専門分野の知識を活かせる業界の製品開発部署に転職が決まりました。
 

2社目 業務的には好きなことだけど、業務量と給与に不満

田舎へUターンして200人程度の国内大手メーカー子会社に勤務開始しました。
 
初年度の年収は基本給で400万弱。残業もつくし、国内で誰もが知ってる大手メーカー子会社ということで、そこそこ福利厚生は良かったです。
 
職場の人間関係もそこそこ良好です。
 
しかし、開発部署ということで残業については激務。
 
突発的に残業が発生します。残業が月20~80時間まで。
 
そして最大の問題は給料が全然上がらないということ。
 
昇給で月1000~2000円のアップで全然給料が上がる感じがしません。昇格もしましたが、月5000円のアップでした。
前の職の通常の定期昇給ほどもないことがショックでした。
 
残業時間をどれだけしたかで年収に幅があり、400~450万程度。
基本給だけで前職の年収である550万円にいつ上がれるのか見込みもない状況でした。
 
業務内容は専門分野の知識を活かせる技術職でなんの不満もありませんでした。
しかもそれが目当てでしたからね。
 
しかし、徐々に給与面の将来への不安が大きくなりました。
毎年、月1000円の昇給では20年経っても2万円しか上がらないんですよね・・・。
 
同窓会や地元の集まりで、同級生はそこそこ良い高校・大学のせいでそこそこ良い給料をもらってる人が多かったです。明らかに平均年収よりは上です。
自分が就職に失敗したこともあり、年収が平均程度であっても仕方ないかなと思ったんですが、1000万プレイヤーも何割かいる状況で残業時間は負けてないのに、給料は半分以下というのは格差をもろに感じてつらかったです。
 
そして給料が上がらない=将来の経済的な不安と残業時間の多いストレスで体調崩してしまいました。
そして、2か月の休職。
 
いくら仕事が好みとはいえ、精神的な負担と残業の多さと給料の安さがきついと感じ、体調が安定したところで、残業なくワークライフバランス重視で転職活動を開始しました。

 

3社目 仕事は少し本命ではないが、ワークライフバランスと給与に満足

そして今年、外資系の企業に転職したのです。
年収は前職から150万円以上アップしました。
業界が前の会社と同じであること、製品の開発担当していたという製品知識もあることから、年収アップで採用してもらえました。
 
しかし、外資というと激務だと思っていたが、そうでもない。
仕事の環境は緩い。そして人間関係も良好です。
 
そして残業ほとんどなく、月10時間程度ですが、それでも基本給が上がったため、残業代が思ったより大きいです。 

これから就職、転職活動する人へ伝えたいこと

健康第一です。体壊す前に転職しましょう。

 激務の会社で体を壊しても、会社は将来の健康と年収を補償してくれませんよ。
 まして給料の安い仕事のために身体をささげる価値はありません。
 
 年収と忙しさは必ずしも比例しない法則を僕は知りました。年収400万の激務も600万のゆるい仕事も経験したからです。給料とストレスって必ずしも比例しません。
 
 この法則からいくと、きっと280万の激務も800万の緩い仕事もあるんだと思います。
 年収上げたいけど、これ以上の激務は嫌だっていうのは間違いです。
 良い会社に入れば、健康的に働ける環境はきっとあります。
 
 当然競争率は高いです。自分の価値を活かせる職を探す必要はあります。
 
 健康を害する危険があるなら自分を守るために転職しましょう。
 
 きっと自分の経験を生かせる仕事はあると思います。
 
 

・年収ダウンの転職の場合、昇給は重要

 やりたいことをやるために、年収ダウンしてもいいやと思ってる人は将来の年収カーブをちゃんと見極めた上で、転職しましょう。
 
 年収ダウン=昇給額もダウンです。残業の基本給もダウンです。
 ボーナスの月数も減る場合が多いです。
 あと10万円稼ぐことが、予想以上にどんどんきつくなります。
 そして年収が低い会社ほど手当もつかない法則もあります。
 
 そして生活レベルは落としにくい法則もあります。
 本当に年収下がっても大丈夫かシミュレーションしましょう。
 
 年収を落とさなくても良い仕事はあると思いますよ。
 

・会社の文化によってすべてが違うということ

 残業が多い文化なのかどうか。昇給で実際どのくらい上がるのか。
 上場しているかどうか、会社の規模、一族経営かどうか、業界によって法則があるというより会社の文化によって全部違うというのが正しいです。
 
 カイシャの評判、vorkers等の転職情報サイトの情報を調べましょう。
しかしすべてをうのみにするのはよくないです。会社に不満を持っている人が書いてるというバイアスを認識した上で読みましょう。
 

・転職するなら若いうちに

 一生今の仕事で無理だとわかっているなら早めした方が良いです。
 僕も決断があと数年遅かったら転職は無理だったと思います。
 失敗する可能性もあるのだから、取り返しがつくように早くした方が良いです。
 それに今の仕事を続けながら、転職活動することは可能です。
 
 いつか仕事が落ち着いたらとかではなくて、すぐに初めて良いと思います。
 
 常に良い求人があるわけじゃないです。良い求人が来たときに逃さずにつかめるように慣れておいた方が良いです。
 焦ってやみくもに応募するのもよくないです。条件が上がらないなら転職する意味ないんですから。
 
それではみなさん良い転職ライフを。