ずいぶん前の放送ですが、録画してあったガイアの夜明けを見ました。
独占取材ということで、きっと中期経営計画を発表した後の、今後の再生プランがきっと描かれているのだろうと期待していたのですが・・・、
正直期待外れでした。
脱液晶事業の話かと思っていたんですが、今回の話は
の2本立てでした。
あ、他にも冷蔵庫の保冷剤もありましたよ(笑)
だめだこりゃ。
3兆円の企業が売るものじゃないと思いますよ。
大手のスマホ受注をしないと意味がないです。
技術的に優れていて、スマホ向けに4K液晶は世界で一番早くシャープが開発できているところはさすがだと思いました。
しかし、4Kテレビはすでに世界各社が販売している時代です。技術が横並びなるのは時間の問題でしょう。
その時に本当にシャープは品質だけじゃなくてコストでも勝つことができるの?
これまでのスマホ液晶と同じことになってしまわないか心配です。
IGZOだって話題にはなったんですけどね。
肝心の中期計画も液晶について「赤字出さないように頑張る!」って内容でしたし、脱液晶のプランが見えていない。
リストラ、コストダウンをメインに押し出していては、ジリ貧ということを周りに伝えてしまいますよ。
すっかりシャープは顧客に驚きを与えるメーカーから、少し進んだ技術を持ってる材料メーカーになってしまったんだなあと残念に思う放送でした。
今後何を収益源にしていくのかよくわかりませんでした。
着実に成長させようというときほど、細かい売り上げも大切にしていこうという姿勢は大事ですが、大胆な変革がないと破滅までの時間が多少伸びるだけになってしまいます。
応援してます。