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フジノンレンズ XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR レビュー

便利ズーム買ってみた

富士フイルムのレンズの中でも唯一の高倍率レンズXF18-135mmを購入しましたので、レビューしてみます。 

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フジノンレンズの中では唯一ともいえる高倍率ズームレンズで、防滴であること、5段手ぶれ補正があるのが特徴です。

2014年の発売なので、決して新しいラインナップではありませんが、高倍率はなかなか更新される予定がないですね。

 

現在所持しているXF18-55mm F2.8-4、XF35mm F1.4についで3本目の交換レンズです。

 

以前XF55-200mmを所持していたことはあるんですが、重たいこと、メインは広角であることからなかなか持ち出す機会がなく、短期間で手放してしまいました。

しかし18-135mmであれば使いやすくていいんじゃないかと思い、今回購入しました。

 

高倍率ズームとなると画質が劣る傾向にありますが、やはり便利ズームを旅行用に前々から欲しかったので、記念日に購入しました。

 

やはり標準ズームレンズのXF18-55mmと比べると、一回りというかだいぶ大きいです。 

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重さも310gから490gに重くなってます。

 

でも見た目の割にはそんなでもないかな?

 

本体と合わせてギリギリ1kgという感じですね。

 

 実はこのレンズ、ネットでの評判があまり良くありませんでした。

理由としては

・重い

・他社の高倍率より高価

・描写が他のレンズより悪い

・望遠端のトルクがきつい

といった点が多かったです。

 

確かに他社の18-135mmって、割とリーズナブルでキットレンズとして販売してるメーカーもある中で、フジのはレンズだけでエントリーモデルの一眼が買えるくらいのお値段です。

 

それで実際に買って使ってみてどうなのか。

 

結果、めちゃめちゃ満足してます。

なぜなら

  • 高倍率ズームってやっぱり便利
  • 描写も悪くない
  • 防滴の安心感
  • 寄れる

ことのメリットの方が大きいからです。

 

望遠端のトルクについては当たりだったのか、特にきつさは感じませんでした。(以前カメラ店で触ったレンズは確かに重かったです。)

 

外出に持ち出していますが、このレンズ1本で撮れるシチュエーションが多く、旅行や登山に1本で持ち出せることはほんとに良いです。

 

最短撮影距離は45cmと短くはないんですが、最大撮影倍率が0.27倍とフジノンレンズの中ではマクロレンズに次ぐレベルの高倍率です。XF18-55は0.15倍なので、約2倍ですね。

写真で見るとこんな感じです。

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最大倍率で一番近い距離で撮影してこの差です。

 

今は目薬にしか寄れてませんが、花とかに寄るのが楽しみです! 

 

撮影目的の旅行で、交換レンズを持っていくときでも、第一選択としてこのレンズを付けておいて、撮りたいものがあったときに単焦点に切り替えるというスタイルがいいかなと思ってます。

X-T1につけるとこんな感じで若干大きいですが、迫力があってかっこよくなったかも。

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 高倍率ズームって単焦点ラインナップが中心で富士フイルムのXマウントのコンセプトから少しズレてるのかもしれませんが。

個人的にはアリかなと思ってます。

 

勝手に単焦点、標準ズーム、高倍率ズームに点をつけてみると、

単焦点レンズ(ex. XF35mmF1.4)

描 写 :★★★★★

焦点距離:★

 

■標準ズーム(ex.XF18-55mm)

描 写 :★★★★

焦点距離:★★

 

■高倍率ズーム(ex.XF18-135mm)

描 写 :★★★

焦点距離:★★★

というイメージです。

 

総合点では決して劣らないですし、描写は構図のセンスや撮影の設定のテクニックによってカバー可能ですが、焦点距離は足ではカバーしきれません。

それにシャッターチャンスは二度とありませんからね。

 

引き続き使ってレビューしていきたいと思います。